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入学までに早寝早起きができるように

小学校入学前には子供に準備させなければならないことがたくさんあります。
規則正しい生活を送ることもその内の一つであり、
その為には正しい睡眠リズムをつける事が必要です。



あなたのお子さんは、1人で寝ていますか?それとも親と一緒に寝ていますか?
ある調査によると、最近の小学校入学前の子供は、親と一緒に寝ている子供が多いようです。
そうするとどんな影響があるのかというと、子供の睡眠時間が短くなるのです。


親の寝る時間は遅いため、親と一緒に寝るために子供がその時間まで起きていると、
どうしても子供の寝る時間までもが遅くなってしまうのです。
小学校入学前の子供にとって、親と同じ時間に寝るのでは遅すぎるのです。


昔では考えられないような事ですが、最近の子供は睡眠不足の子どもが多く、
親と一緒に寝ているということが影響しているのも事実なようです。


「別に睡眠時間がちょっとくらい短くても良いじゃないか!」と
思われるかも知れませんが、それが子供にどんな影響を及ぼすかご存知でしょうか?


睡眠不足や睡眠のリズムが悪いと、精神的に不安定になったり、
脳の活動に影響が出てくると聞いたら、「睡眠不足くらい良いじゃないか!」と
言ってられるでしょうか?


睡眠リズムに関してある調査が行なわれました。
子供たちに、ある図形を書き写すというテストを行ないました。
結果、睡眠リズムがきちんと出来ている子とそうでない子に差が出て、
睡眠リズムが出来ている子の方が、
図形を書き写す力があるという結果が出たそうです。
たかが睡眠と思われがちですが、
精神状態、認知能力にまで影響を与える可能性が示唆されたのです。


「では、昼寝や朝寝坊をして全体的に睡眠時間を確保すれば良いのでは?」と
言う考えも浮かんできそうですが、これも調査の結果、
昼寝や朝寝坊をしても、早寝の子供よりも睡眠時間は短くなってしまうという結果でした。


精神状態の不安定や認知能力の欠如を全て睡眠のせいにするわけではありませんが、
睡眠を正しくとる事は決して悪いことではない事は確かです。
小学校入学前には正しい生活リズム、正しい睡眠をとれるように習慣づけたいものです。