子どもの進路とは?
親が子どもの進路を真剣に考え出すのは、高校生活に終わりが見えてきた頃でしょう。
高校2年生も終わりに近づく頃になると、進路相談などが学校で行なわれてきます。
子どもの進路は一体どのように考えればいいのでしょうか。
もちろん親だけで考えるものではありません。
子どもの考え、やりたいことを第一優先にして、親はそれが適切なものであれば
叶うようにサポートしてあげることが大切です。
子どもの進路、漠然としていますが、いつかは必ず考えなければならないことであります。
難しいことですが、子どもと一緒に考えて生きましょう。
子どもは今どんなことに興味があるのか、どんな職業に興味があるのか、
どんな学問が好きなのか、それが今明確になっているのならば子どもの進路は決めやすいかも知れません。
例えば、医者になりたいとか弁護士になりたいとか将来なりたい職業が決まっていれば
それになる為の大学・学部に進学すれば良いのです。
職業が決まっていなくても、医学に興味がある、法律に興味がある、
福祉に興味があると興味がある分野が決まっているならば、
それも子どもの進学を決める際の道しるべになるでしょう。
しかし、興味があるものがない、なりたい職業がないというケースも多いでしょう。
その時は、10年後の自分がしていたい生活を想像してみましょう。
どんな生活をしているでしょうか。
その生活をするためには、今どんな進路を選ばなければならないかを考えるのです。
どんなケースの場合にも言えるのは、高校卒業後の子どもの進路を決めるというのは、
目先の事だけを考えることではありません。
例えば進学の場合は、大学に入ることが最終目標ではないということです。
大学に入るのは、一つの通過点であって、それが最終目標ではないということを
きちんと認識しておきましょう。
大学を卒業した後に、この職業に就きたいから、この大学、
この学部に通うという考えで大学を選ばないと、大学卒業後に後悔する事が多くなるでしょう。
そして、もう一つ重要になってくる事は、今は偏差値社会でもあります。
自分の偏差値、希望する大学の偏差値も考慮する必要があります。
かといって、偏差値から大学を選ぶこともよくありません。
その時点で、自分の将来・可能性を狭めてしまうことになるからです。
勉強すれば偏差値は後からついてくるものです。
子どもの進路を考える上で大切なのは、目先のことだけ考えないということです。
大学へ入ることが大事と言う考えではなく、将来の事までも考えて進路を決めましょう。